住宅と店舗の新築・リフォーム・リノベーション,浜松市の設計工務店アラン

2019年11月27日

自分の家の木を見ると愛着がわく3つの理由 【浜松市中区 富塚の家 新築】

こんにちは、設計工務店アランです。

富塚の家が着工(工事スタート)しました!

さて、基礎工事が進んでいる間に、

住まい手Kさんと「自分の家の木」を製材所アマノまで見に行ってきました!

まず出迎えてくれたのは、ドンッ!杉の丸太!!

アランでの家づくりの基本は木造です。

木造の場合、製材(加工)される前の木材を見ておくことはとても大切なこと。

 

理由は3つ。

1.臨場感

2.想い入れ

3.お届けまでに80年かかる

これに限るかなと思います。

 

山 → 原木市場 → 製材所 → 加工工場 → 現場(建前)

木材が現場まで運ばれてくるまでのストーリーには、主にこのような流れで進んでいるわけですが、皆さんはその過程をどこまで知っていますか?

おそらく99.9%以上の方は、現場(建前)の時に初めて「自分の家の木」を見るはずです。

果たしてそれが本来あるべき姿なのか?私たちはしばしば疑問に感じることがあります。

 

このストーリーの中、

製材所の時点で「自分の家の木」を見にいくことをアランではお勧めさせてもらっています。

なぜなら『1.臨場感』が体感できるからです。

木材を目で見て、手で触れて、鼻でかぎ、空気感を肌で感じる。それはこのタイミングでしか味わうことができません。

 

例えば、スーパーで野菜を買うとき、極力新鮮なものを選ぶと思います。そして、産地や農薬使用の有無など、選ぶポイントがいくつかありますよね?

木を購入するには野菜のおおよそ100倍ぐらいのお金が掛かります。

 

スーパーと同じように、製材所にも足を運んでもらい、

事前に木(構造材)を見ていただくことは私たちの大切な役目だと思っています。

 

これらを事前に知ると『2.想い入れ』が全く異なるものになります。

これから何十年と住んでいく家、大切に使っていきたいですよね。

この段階で木を見ると、一段と想い入れが増します。

 

そうそう、製材所アマノのキャッチフレーズって、私はとても好きです。

 

3.お届けまでに80年かかります。

 

80年前に植えられた木が「自分の家の木」になるわけですから、これはとても素敵なことです。

山主が大切に育ててきた木、製材所の方々が大切に加工した木、大切に使わない理由はありません。

 

そんなストーリーの中へ住まい手Kさんを巻き込んでいくのも、私たちの大切な仕事の一部です。

木を見て、触れて、ほんのりあま~い香り感じると、誰しも笑顔になるんです!!

 

今回で全てをお伝えすることは難しいため、次回はもう少し別の視点で続きをお伝えしていきたいと思います!お楽しみに!

※お施主様から顔出しの許可を頂いております。

 

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