朝晩は冷え込んでいますが、現場で大工と一緒に作業をすると上着は必要ないほど暖かい日が続いています。
富塚の家、天候にも恵まれ、土台敷から建前まで雨の影響もなく進めることができました。
土台には天竜ヒノキの良材を選んでいます。
黒いものは、基礎パッキン。
このパッキンには風の通る孔が複数あいており、床下全体が換気できるようになっています。
床下の湿気は木材には大敵ですからね♪
土台と大引きは整然と並びとてもシンプルです。
なんでもシンプルというのは意外に難しいもの、一工夫が必要です。
今回の『架構(柱と梁で組んだ構造のこと)』はとてもダイナミックです。
プランニングをしている時から、どのような架構になるのか、どのような架構が構造的に適していて強いのか、常に同時進行で考えています。
耐震等級3もクリアしています。
LDKの端から端まで6Mの大梁が掛かり、それと直行する形で高さを変えて、もう1本の大梁を渡してあります。
それらを1本の柱で受けているわけですが、これは拘りの天然乾燥の大黒柱!
大黒柱は昨年の11月に製材所で選んだもの、それがこのような形で見られるというのはとても嬉しいことですね♪
(写真上が大黒柱の元々の様子:1F南 と×4、と番付しました)
お昼は住まい手K様に豪華なお弁当をご用意いただき、午後に向けて力を蓄えます。
大工さんの働く姿ってカッコイイですよね!!大工技術は日本の伝統文化ですから♪
午後の作業も順調に進み、屋根の雨仕舞いまで完了して建前が終了!
爽やかな冬晴れの中、建前の日を迎えることができました!
K様おめでとうございます♪♪
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2020年2月16日
2019年11月27日