こんにちは、設計工務店アランです。
salon de alain-サロンドアラン-(浜松市中区)から車で60分程の距離にある掛川市大渕で、改修工事が始まりました。
この先になにが待っているのか・・・?
ワクワクさせる敷地へのアプローチです。
進んでいくと一気に視界が開け、畑の向こうに風力発電が見えます。
まだ改修建物は見えてきませんが、この長い進入路を進んでいく建物との距離感がとても気に入っています。
見えました!延床面積37坪の軽量鉄骨造2階建てです。
改修工事で大切なこと、
それは『家の状態を知ってから工事に臨む』ということだと思っています。
そのためにまずは床下と小屋裏に潜り、普段目に見えない部分をくまなく調査していきます。
アランでの既存建物調査は、
住宅医の中根健一(写真上)が主導になってアラン総出で行うことを基本としています。
住宅医とは、住宅のお医者さんのことです。
まずは建物の外回りから。さっそく玄関ポーチの横に怪しい部分を発見。
木っ端がバラバラになっているところに注目。
こちらはアップ写真ですが、シロアリが写っているのがお分かりでしょうか・・・??
今まさにシロアリ活動中!
住宅医はこのような既存建物調査に長けたスペシャリスト、あっという間に見つけてしまいます。
現状建物自体へのシロアリ被害はないことを確認できました。
その後、床下に潜り、構造面から断熱・設備配管の状況まで目を光らせながら調査を進めます。
小屋裏では、室内の吹き抜けとなっている壁のグラスウール断熱材が脱落している状況が確認できました。
調査ポイントは多岐に渡るため、改修工事に向け総合的な判断が必要になってきます。
事前の調査を経て、いよいよ解体工事をスタートしていきます!